BLOGの効用:ボストンでの再会
Trinity Church
Freedom Trailの最初にある教会。高層ビルの谷間に荘厳な教会がいくつもあります。
Massachusetts State House
建国の歴史がつまっている場所。アメリカ建国の理念を学ぶことができました。
JFK Library
ケネディの偉大さを再認識させられた、すばらしいライブラリーでした。
Harvard University
門の向こうの教会には "Support Marriage Equality - We Do!" の文字が。同性婚サポートのメッセージです。
あれこれしている内に、あっという間に時間がたって、きちんとBLOGに記すことができませんでした。とりあえず、昨日同様、写真のみアップしておきます。別の写真も多数ありますが、それらは帰国後、フォトアルバムの形でお見せできればと考えています。
一つだけ、感動の(?)エピソードを。
このBLOGをボストン大学博士課程在籍のMMさん(同志社大学神学研究科修了)が偶然にもチェックしており、ボストンでメールのやりとりをして、ハーバード大学でのビジネスをすませた後、久しぶりの再会を果たすことができました。
普段は何の役にも立たないKOHARA BLOGですが、今回は、久しぶりの再会のために一役果たしてくれました。BLOGの不思議な効用といえるでしょう。
ボストンは今、季節はずれの大雪。今日、出発なのですが、予定したフライトに乗れるかどうか大いに心配です。
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コメント
ここ数日、
ボストン滞在レポート、楽しませて頂きました。
今日は、
再会を果たされたという話を読み、「ふふふ」と何とも言い難い気持ちにさせて頂き、
同性婚のサポートメッセージには、にんまりとさせて頂きました。
このコメントを読まれるのが何時頃になるのか分かりませんが、
無事、予定されていたフライトに搭乗することが出来たでしょうか。
季節はずれの大雪ということで少しばかり心配ではありますが、今後もBLOGの更新楽しみにしています。
投稿 大和 | 2004.03.17 20:56
なんでここにレスするかと言うと、いよいよ今月17日(奇しくも、人種別学を禁じた連邦最高裁のBrown v. Board判決からちょうど50年にあたります)、マサチューセッツ州で同性婚が解禁になります。で、昨日のBoston Globeにはこんな記事が…
Menino may defy Romney on gays
http://www.boston.com/news/local/articles/2004/05/02/menino_may_defy_romney_on_gays/
Meninoはボストン市長(民主党)、Romneyはマサチューセッツ州知事(共和党)です。
で、この話は、Romneyが1913年にできたとかいう古い州法を持ち出して「州外の人間に結婚証明書を出してはならない」と指示をだしたのを、Meninoが無視し、申込者の住所を問わないという方針を表明したということです。
ま、ボストンからしたら、今回の同性婚解禁を機会に、他州からのゲイの観光客を当てこんでいるわけなので、知事の指示に従うのは困るわけです。
アメリカでは、「ゲイは商売になる」という認識が一般的です。平均的に知的水準も、収入も多いと言われていますし、実際ここでしか結婚できないとなれば、全国から殺到することは目に見えており、交通、ホテル、衣装、宝石、結婚式場etc.などの各業界が虎視眈々とビジネスチャンスをうかがっています。
はたしてどうなることやら。
投稿 Yoko | 2004.05.03 14:50
先日のニュースにおいて、他の多くの州もゲイメリッジを認めるようになるのではないのかと危惧している人たちもいるということだったのですが、
そう簡単にはそうした状況とはならないという社会的背景を上手くビジネスに活用するという姿勢には、正直頭が下がります。
同性愛者向けの雑誌に『にじ』(にじ書房出版)というものがありますが、
そのNo.8に掲載されている「コミュニティマガジンは可能か」という題目の対談文において、
“(コミュニティ経済への言及に続き)カタチにして見せることで、社会のがわも、そういう商圏があるんだとわかるよね。”
“ぼくらが生きやすくなるためには、ゲイのがわに立つ政治家が必要でしょう。ゲイがカムアウトして政治家になるに越したことはないけど、政治家に、「ゲイを味方につけたほうがいい」と思わせられたらすごいじゃない。”
といった言葉があります。
アメリカは、どちらかと言えば社会的カムアウトの進んだ国と言えますし、
「そうしたことが現実として展開される(されている)のかぁ」と思うと、何とも感慨深い気持ちになります。
こうして書いていて、アメリカにあるという、
肌の色の異なる夫婦の家族が多く集まっているという地域のことをふと思い出させられました。
ま、私としてはそれぞれの幸せの形を築いて行って貰うことを願う位のことしかできないのですけれども。
投稿 大和 | 2004.05.04 01:38
大和さま
基本的に同性婚は、それによって誰も困らない、いわゆるwin-winであると言われています。問題は宗教的な理由で反対する人が多いことで、アメリカのように、宗教の強い国では、世論調査をしても常に反対のほうが多いのです。
なお、経済誌の"Forbes"は、同性結婚を認めることによって生じる経済効果を168億ドル(約1兆8千万円)と見積もりました。
Same-Sex Weddings
The Gay-Marriage Windfall: $16.8 Billion
http://www.forbes.com/2004/04/05/cx_al_0405gaymarriage_print.html
> ゲイがカムアウトして政治家になるに越したことはないけど、
海外には、決して多くないですけど、openly-gayの政治家がいます。代表的なところで、ベルリン、パリ、カナダ・ウィニペグの各市長、ニュージーランドの大臣、それとアメリカ、イギリスには国会議員が数人ずついます。
ちなみに、ウィニペグ市の姉妹都市は、あの東京都世田谷区だそうで、多分、この業界最大のトリビアですね(^_^;)
日本でも、内々には知ってますけど、カムアウトした人はいませんね。
>政治家に、「ゲイを味方につけたほうがいい」と思わせられたらすごいじゃない。”
> といった言葉があります。
ま、ゲイより数の圧倒的に少ない性同一性障害でも法律ができるのだから、決して無理な話ではないと思います。ただし日本の場合は、世界的に見てもユニークな成人養子制度があり、これが「同性婚」の代用になってきたということもあるので、どうしても政治的な動きは鈍いですね。ただ、いくつかの団体が動き出している、そういう話は伺っています。
投稿 Yoko | 2004.05.04 03:04
あらま。マサチューセッツの結婚産業の話、今日のワシントンポストに載ってます。
At Expo, Few Disagreements on Gay Marriage
Wedding Planners Foresee Expanded Market in Mass.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A61420-2004May2.html
おまけに場所がケンブリッジですね(笑)
投稿 Yoko | 2004.05.04 03:45
Yokoさん、情報ありがとうございます。
どこかの国の議員さん数人がカムアウトしたとか、
どこかの国の議員さんの誰かが、何処かの公園で男といざこざがあったとか、
どこかの国の議員さん2人が好い中で、その関係を社会にカムアウトしているとか、
そんな話は新聞などのニュースで知っているのですが、
それぞれの当人たちの名前や国籍になど私は興味惹かれる所ではなかったため、
「きちんと(それらを)押さえていらっしゃる方がいるのだなぁ」としみじみとしています。(-_-;)
それにしても、
同性婚を認めることでの経済効果の金額…、凄いですね。
先日、海外のアダルトグッズのサイトを覘くことがあったのですが、日本よりも品揃えは多いと思うし、それだけの経済効果があるのも何だか頷けるような気持ちにもなります。
私は、カウンターカルチャーの一つとしてゲイカルチャーについて知り始めた口であるため、カルチャーとして認められる分それだけの金額が付いて来るということなのかなぁと考えたりもしますが。(ーー;)
それと、
ケンブリッジという言葉から、アカデミック・ラブという言葉を私は連想してしまったのですが、正確にはどのような解釈が正しいのでしょう?
投稿 大和 | 2004.05.04 05:22
>ケンブリッジという言葉から、アカデミック・ラブという言葉を私は連想してしまったのですが、正確にはどのような解釈が正しいのでしょう?
ハーヴァード大学のある町が、「マサチューセッツ州ケンブリッジ」です。
投稿 Yoko | 2004.05.04 10:27
Yokoさん、ありがとうございます。
ハーヴァード大学のある町が、「マサチューセッツ州ケンブリッジ」であることは分かるのですが、
先のコメントで
>おまけに場所がケンブリッジですね(笑)
とあったため、“(笑)って、何故?”と考えた所、
“アカデミーだから?”と思うに至り、
“アカデミック・ラブということでいいのかなぁ?”と連想するに至った訳です。
投稿 大和 | 2004.05.04 11:29
悩ませてしまってごめんなさい。
そもそもここが、小原先生がハーバードへ行かれた話ですので、ケンブリッジが記事のネタ元になっているのが、ちょっとした偶然の一致だなあと思っただけで、とくに深い意味はありません。
いうまでもないですが、5月17日に「解禁」となるのは州全体であり、なにもケンブリッジやボストンに限ったことではありません。
と言いつつも、今日のボストン・グローブには、ケンブリッジが同性婚の「先頭に立っている(in the fore)」という記事が出ています。
Cambridge in the fore on gay marriage
http://www.boston.com/news/local/articles/2004/05/03/cambridge_in_the_fore_on_gay_marriage?mode=PF
投稿 Yoko | 2004.05.04 12:48
Yokoさん、ありがとうございます。(>_<)
偶然の一致ということから“(笑)”を付記するに至った訳ですね。
大変勉強になりました。
投稿 大和 | 2004.05.04 13:20
マサチューセッツ関係のコメントのおかげで、ずいぶん勉強になりました。結婚産業と結びついている、というのは、今まであまり考えたことがなかったので、興味深かったです。
投稿 小原 | 2004.05.04 23:24
Yokoさん、
四つ目のコメントの中で世論調査について触れられていますが、その内容について想起させられたことがあったため、少しばかりお付き合い下さい。
去年の11月中旬に放送されたABCナイトラインにおいて、
マサチューセッツ州の同性婚を巡る裁判結果が扱われる中、
「ABCのアンケート調査では50%の(同性愛者の)結婚への抵抗はあるものの、これを受けた憲法の棄却に同意しているのは20%に止まっている。」とのキャスターの言葉がありました。
この文面において、“憲法の棄却”との解釈は正しくはないのですが、聞き取った言葉を日本語に上手く変換できませんでしたのでお聞きしたく。
その内容としてのあらましは、
“「結婚することを認めないとすることは違憲だ」とする高裁判決に対し、憲法に同性婚への反対の旨を盛り込むべきだと主張する人々がいるが、
彼らへの同意と至るか。”といったことのように記憶しているのですが、
可能でしたら、正確な日本語解釈を教えて頂きたく。
もしかすると、私の聞き取り自体が間違っているかも知れませんが、その際には御指摘下さいませ。
投稿 大和 | 2004.05.05 13:54
その原文がないので分かりませんが、おそらく「憲法改正」(constitutional amendment)ではないでしょうか?
この問題については、とても簡単に申し上げられませんので、Boston Globeの特集ページをごらんください。
http://www.boston.com/news/specials/gay_marriage/
一番新しい情報としては今日付けのNYタイムズにこんな記事が出ています(ちなみにBoston GlobeはNYTimesの子会社です)
Massachusetts Shifts a Bit on Gay Marriage
http://www.nytimes.com/2004/05/05/national/05GAY.html
投稿 Yoko | 2004.05.05 14:35
Yokoさん、ありがとうございます。
並びに、申し訳ありません。
私は原文を控えてはいませんでした。
紹介して下さったページを見ていて想起させられたのは、
(ABCナイトラインで放送されていた)
結婚が法的に認められて、喜びに沸く当事者たちのとても幸せそうな(=感性の開かれた)感じ。
そして、(同性婚禁止に向けた)憲法改正に動こうとする人たちの陰鬱な(=感性の閉じこもった)感じでした。
ページの内容をざっと見ていたのですが、
言葉は分かりませんけれど、幸せを築いて行こうとする(築いていらっしゃる)姿であることは察せられて、
やっぱり、何とも言えない気持ちになります。
紹介されたページ内容は、今後の参考とさせて頂きます。
改めて、ありがとうございます。
投稿 大和 | 2004.05.05 15:28