『EUとイスラームの宗教的伝統は共存できるのか』
小原克博 On-Line に、共著の森孝一編『EUとイスラームの宗教的伝統は共存できるのか―「ムハンマドの風刺画」事件の本質』(明石書店、2007年)を掲載しました。
出たばかりの本ですが、内容的にはちょうど1年前に話題となった「ムハンマドの風刺画」事件を扱っています。
タイトルが「EUとイスラームの・・・」となっていて、小さくサブタイトルで「「ムハンマドの風刺画」事件の本質」と記されているので、表紙だけ見ると、だまされてしまうかも(?)しれません。実際には、最初から最後まで風刺画問題を扱っています。
そう言ってしまうと、もはや鮮度を失った事件を扱っている時期外れの本のように思えるかもしれませんが、幅広く世界各地における反応を分析しているという点では、世界的に見ても類書はほとんどないと思います。
400ページ近くある重厚な本なので、誰にでもお薦めできるわけではありませんが、風刺画問題を通じて、問題を掘り下げてみたい人にとっては、多くの情報と知的刺激を与えてくれる一書であると思います。
かくいう私も、まだすべての章に目を通しているわけではありませんので、これからぼちぼちと読んでいきたいと考えています。
ちなみに、私はヴァチカンと世界教会協議会の対応について書いています。
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明石書店から、森孝一編『EUとイスラームの宗教的伝統は共存できるのか―「ムハンマドの風刺画」事件の本質』(明石書店、2007年)という本が出ました、ので宣伝など。
私は、この本の「索引」を作る手伝いをしたので、文字通り隅から隅まで読みました。
やっているときの感想は、「異文化理解って大変だなぁ」という中学生か高校生のホームステイの感想文みたいですが、そんな単純なことを改めて認識した本でした。
ちょっと象徴的だなと思ったのは、これ、発端がデンマークなんですよね。普段デンマークの事件な... [続きを読む]
受信: 2007.01.16 01:14

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