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2007.03.11

京大イスラーム地域研究センター主催の国際ワークショップ

070310 3月10日、京大イスラーム地域研究センター主催の国際ワークショップに参加しました。
 基調講演者が Tamimi氏であったのが理由としては大きかったのですが、3ヶ月前にできたばかりという京大イスラーム地域研究センターの最初の国際ワークショップとあって、その様子をうかがいに行った次第です。
 国際ワークショップのプログラム等については、下に記しておきます。

 Tamimi氏は主として、ハマスについての話をされました。ハマスの影響力・存在感は地域を越えて、広くムスリムに及んでいることが、よくわかりました。
 政治的な闘争運動を、かつては政治的左翼集団(PLOなどもその一つ)が担っていたのですが、近年はファタハのような世俗的集団であってもイスラーム化が進んでいるとの説明が印象的でした。
 世俗化に抗するかのように、宗教的な要素が中東において大きな役割を占めてきているということです。当たり前のようですが、長いスパンで見ると、大きく変化してきていることがわかります。
 パレスチナ問題を分析しようと思えば、その宗教的次元を抜きには考えられないということです。

<国際ワークショップ>「パレスチナ問題とイスラーム世界の連帯」

「イスラーム世界における国際組織の基礎的研究」のための国際研究会として、中東地域のみならず国際関係において大きな焦点となり続けてきたパレスチナ問題について、総合的なワークショップを開催いたします。本ワークショップでは、パレスチナ現地におけるハマースの形成と発展、ムスリム同胞団を中心とするイスラーム国際連帯の流れなどを実証的に検討するとともに、イスラーム地域研究における研究視座についても提起、討論を行ないます。

日時:3月10日(土) 14:00~18:00
場所:京都大学中央総合研究棟 工学部4号館4階AA401(第1講義室)
第一部 基調講演: Dr. Azzam Tamimi(イスラーム政治思想研究所・所長)
    タイトル:「パレスチナ問題・イスラーム連帯・ムスリム同胞団」
第二部  パネルディスカッション
報告1:小杉 泰
タイトル:「イスラーム連帯の焦点としてのパレスチナ問題:その眺望と
           研究課題」
報告2:臼杵 陽(日本女子大学・教授)
タイトル「日本におけるパレスチナ研究:イスラーム地域研究の観点から」
報告3:飛奈裕美(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
タイトル「東エルサレムにおける非暴力的抵抗」
コメンテーター: Dr. Azzam Tamimi
総合司会:末近 浩太(立命館大学国際関係学部・助教授)

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コメント

先日はお疲れ様でした。NIHU(人間文化研究機構)・イスラーム地域研究(IAS)の京大拠点は拠点の中で最も遅く立ち上がった拠点ですが、早々に拠点独自のHPも立ち上がり、各種催しのフィード・バックもかなり早いと感じます。先日の学術会議のシンポジウム(於六本木)もそうでしたが、京大の最も強い点は学生を含めたマン・パワーだと感じました。


ご参考までに
NIHU・IAS
http://www.islam.waseda.ac.jp/

投稿 takao | 2007.03.11 09:13

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