神学部・神学研究科

2007.11.01

071101_1 今日は、私の大学院のクラスで、来日中のBabara Zikmund先生に Religion and American Society と題して話しをしてもらいました。
 アメリカの地理的特性と文化的・宗教的差異の関係や、日本と比較する形でアメリカの宗教の特徴を話してくださいました。アメリカ初期の教派形成から、最近の話題までを短い時間でうまくまとめてくれました。アメリカの宗教を語る上での近年の重要トピックスとして、Zikmund先生が取り上げたのは次の4点でした。
 1)女性の役割
 2)生命の尊厳
 3)セクシュアリティ(同性愛・同性婚)
 4)イラク戦戦争

 セクションごとに私が要約的に通訳しました。1時間ほどの講義のあと、学生たちから活発に質問が出されました。話しをよく聞いてくれていたようで安心しました。

071101_2_2  夕方から、CISMORの事務局スタッフの方々と、国際ワークショップの慰労会ということで、京料理 木乃婦に出かけました。右の写真は料理の一品。もみじや、栗があったりで、秋の風情を感じさせられます。


 このお店は烏丸四条から歩いて5分ほどの奥まったところにありますが、古くからある有名なお店です(らしいです)。HPはフラッシュ多用で凝っています(懲りすぎ?)。しかし、お店の雰囲気がよくわかります。

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2007.10.30

『信徒の友』さしあげます

 「神学部ニュース」(ブログ)に、『信徒の友』さしあげます、という案内を出しました。今、私は学部の中で「研究室主任」という役についており、図書・研究室全般の責任を負っています。その関係で、いただいた本や雑誌の整理もしており、今回のような案内を出して、余剰雑誌の有効利用を呼びかけている次第です。
 『信徒の友』は日本キリスト教出版局が出している月刊誌です。バックナンバーは、時代の変遷を感じることのできる貴重な歴史資料でもあります。
 欲しい方は、下記のページをご覧の上、お申し込みください。

http://shingakubu.exblog.jp/7642049/

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2007.08.28

神学館2階図書室 改装

070828 神学館2階の図書室部分の大幅改装工事がほぼ完了しました。右が、BEFORE、AFTERの写真です。
 これまで使われていなかった部屋の壁を撤去し、使用面積を大きく拡張しました。
 書架の増設、パソコンデスクの大幅増加などが可能になりました。パソコンを含む一部備品の搬入はこれからです。
 全体として、図書機能、研究環境が向上しましたので、それに合わせて、学生さんが積極的に研究に打ち込んでいただければと願っています。

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2007.07.05

韓国からの訪問団

070705 キャンパスを歩いていると、キャンパスツアーをしている一団に出くわしました。よく見ると、そのガイド役をつとめていたのが、3年前に神学研究科から博士学位をとった崔 弘徳(チェ・ホンドク)さんでした。
 偶然の出会いに、あちらもびっくり。
 チェさんは、現在、ソウル長神大学校で教鞭を執っており、今回、その学生さんと父母をつれて来日したとのこと。
 あれこれ、自分の仕事をこなしたあと、一行を神学館の礼拝堂に案内しました。右の写真は、そのときのものです。
 中央にいるのが水谷先生、その右がチェさんです。
 礼拝堂では、タイミング良く、パイプオルガンを練習中の学生もいて、その音色を聴くこともできました。
 礼拝堂に入るなり、座ってお祈りする姿は、さすがに韓国人クリスチャン! 偶然とはいえ、よい出会いのときを与えられました。

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2007.06.22

Archie Lee先生の公開授業

 昨日、私の大学院クラスで、Archie Lee先生(香港中文大学)に公開授業を担当していただきました。返還10周年を迎えようとしている香港の様子、中国本土との関係を交えながら、アジア神学の課題について語っていただきました。

 香港と中国本土の関係を、バビロニア捕囚後の「帰還のイスラエル」と、エルサレムに残ったイスラエルとの関係において説明されていたのが印象的でした。香港の歴史事情をテキスト解釈上のコンテキストとするだけでなく、香港返還をめぐる出来事そのものをテキストとして解釈していく cross-textual な方法論を示されていました。

 授業の後、寒梅館で食事をし、3時間弱にわたって、中国における教会事情、キリスト教研究事情について聞きました。大学院レベルの教育は、既存の大学院に加え、どんどん新設されている独立大学院や研究センターが担っています。そうした新設の教育プログラムには、必ずといってもよいほど、キリスト教研究の学科やコースがついているとのことで、キリスト教を専門的に学んでいる中国人学生の数は半端ではなさそうです。

 中国におけるキリスト教を取り巻く変化は、思っていた以上に進んでいるいるようです。本腰を入れて、中国のキリスト教事情や神学の動向を調べてみたいと思いました。

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2007.05.01

新入生キャンプ

070501 4/28-29、同志社びわこリトリートセンターで神学部新入生キャンプが行われました。右の写真は夕食(しゃぶしゃぶ)の風景。このリトリートセンターは、料理の評判が高いです。
 今年度、私は1回生の必修クラスを担当しているので、比較的よく顔を合わせている方なのですが、教室だけではなかなか顔と名前を一致させ、また、一人ひとりの様子を聞くことはできません。
 その意味では、こうしたキャンプを通じて、教員と学生が親しく語り合えるのは、神学部ならではのスケール・メリットであると言えます。
 4年の大学生活で、どのように成長していってくれるのか楽しみです。

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2007.03.26

同志社大学 神学部・神学研究科ウェブサイトをリニューアル

 涙ぐましい苦労の末(←これほんと(T_T))、何とか今年度中にリニューアルを果たすことができました。下記アドレスをご覧ください。

http://www.d-theo.jp/

 今回の変更点は多岐にわたりますが、主なポイントを上げると以下のようになります。

1)レンタル・サーバー上で独自ドメインを取得しました。これにより、サーバーメンテの手間・費用がなくなり、またセキュリティ対策(ウィルスなど)も容易になりました。
 かつて、Nimdaというウィルスにサーバーが感染し、徹夜で復旧作業をしたことを考えると(恥ずかしながら、この様子はテレビで放送されました)、外部サーバーは非常に気が楽です。

2)デザインをシンプルかつシックな雰囲気に変えました。これまで、派手な路線を突っ走ってきましたので、そのバックラッシュかもしれませんが、実際、フラッシュ多用型からシンプルなデザインへの移行は、現在のトレンドでもあります。

3)必要とされる基本的情報をわかりやすく提示することを心がけました。それぞれの情報へのアクセスがわかりやすいナビゲーション構成にしています。

4)日本語と英語のページはシンメトリカルではありません。機能面だけでなく、国内からと海外からの関心の違いを反映させ、まったく異なるメニュー構成とデザインにしています。

 不十分な点も認識していますが、それは新年度の課題とします。
 ご活用ください。

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2007.02.15

神学部・志願者増の謎

 一般入試も終わって、一息つきたいところですが、雑務が多く、なかなかそうもいきません。
 今年の一般入試の志願者は、同志社全体ではいくぶん増加しました。
 しかし、驚いたのは、神学部の志願者が何と552名にも及んだことです。昨年は、359名でしたから、かなり突出した増加となりました。ちなみに、神学部の一般入試での定員枠は20名ちょっとです。
 学外でも、「どうしてこんなに増えたのですか?」という質問を時々されるのですが、「どうしてでしょうね~」と、ごまかすしかありません。
 半端な増加率ではないので、何か原因があるのでしょうけれども、よくわかりませんね。わかった!という人はぜひ教えてください。(^_^;)

 同志社大学の一般入試の志願者一覧は次のページでご覧いただけます。
http://www.doshisha.ac.jp/nyushi/report/ippan.php

 

明日は、国際基督教大学で講義です。森本あんり先生の授業の一こまを担当します。

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2007.02.08

ゼミコンパ(追いコン)

070208 昨晩、4回生の卒業を前にして、3回生の方々が企画してくれた「追いコン」を行いました。旅行中の方、就職先との関係などで参加できなかった方も数名いました。
 毎年この時期になると、少々感傷的になります。ふだんはゼミで当たり前のように顔を合わせていたメンバーも、今後は、ばらばらになり、まったく同じ顔ぶれで合うことは、二度とないかもしれません。
 それぞれの近況やこれからのことを語り合ったりしながら、あっという間に時間が過ぎました。
 不安を抱えながらも、新たな一歩を踏み出そうとしている一人ひとりの上に、幸多かれと願う一時でもありました。

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2006.12.22

卒論・修論の提出完了

 今日は、卒業論文と修士論文の提出締め切り日でした。
 毎年のことですが、余裕を持って提出できる人もいれば、当日ぎりぎりに提出する人もおり、当日の深夜~朝方まで対応に追われることになります。
 今年は、論文指導に新しい方法を導入しました。それは、論文草稿に対するコメントを録音し、音声ファイル(MP3)にして送ることです。メールでは、何となく書ききれないことでも、音声にすることによって、気持ちを込め、また、細部の指摘をすることができました。一回あたり、10分~15分程度の録音となりました。
 実際に会ってコメントするのが最善なのですが、お互いにスケジュールを合わせるのは簡単ではありません。せっぱ詰まった段階では、音声ファイルでこちらの言いたいことを伝えるのは、なかなか効果的であることがわかりました。幸い、学生からの評判も上々でした。
 卒論や修論の作成を通じて、学問することの醍醐味を味わってもらいたいと、いつも願っています。

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2006.12.14

尺八演奏

 昨日の記事で紹介した、アメリカ人留学生による尺八演奏を聴きたい、というリクエストがありましたので、簡単な動画を掲載しておきます。デジカメによる動画なので、あまり画質はよくありませんが、微妙な首の振りに注目していただければと思います。
 尺八演奏の横でギターを弾いているのは、神学部の関谷先生です。尺八の伴奏になっているのが、邪魔をしているのか、微妙なところですが、ギターの腕前はピカイチです。

「061214.MP4」をダウンロード

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2006.12.13

留学生クリスマス会

 この時期、毎年のことながら、やはり猛烈に忙しいです。(-.-)
 卒論・修論のチェックが山のようにあり、同時に、自分自身の原稿も抱えているという有様で、その上、しっかりと会議や研究会が詰まっているという状況です。

Img_0364  そのような息苦しい日々の中で、昨晩は一息入れることができました。恒例の留学生クリスマス会がありました。

 私が直接に指導している留学生たちとは日々話し合う機会がありますが、そうではない人たちとも、このような機会を通じて親交を深めることができます。

 韓国人留学生が比較的多いのですが、昨晩は、男子学生たちから軍隊での経験を聞くこともできました。職業軍人として働いていた経験の持ち主もおり、彼は38度線で勤務していたので、リアルにその様子を語ってくれました。

 昔は、軍隊での経験は口外してはならないことになっていたそうですが、今は、それが本になったり、映画になったりで、かつての秘密厳守の時代は過ぎ去りつつあるようです。ちなみに、ソウルには北朝鮮のスパイが1万人近くいるとか。こういう話を聞くと、南北の緊張がまだ現実に続いていることを感じさせられます。

Img_0366_edited1   左の写真は、アメリカからの留学生が尺八を吹いているところです。私は彼の指導教授なので、話をする機会は多いのですが、彼が吹く尺八を聞くのは初めてでした。

 とてもうまくて驚きました。あらためて、変わったアメリカ人であることを認識しましたが、こういう才能および感性豊かな人には、そのユニークさを極めてほしいと思います。

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2006.03.21

卒業式

060320-1  20日は神学部・大学院神学研究科の卒業式・修了式でした。
 神学部の場合、全体で70名強くらいですから、だいたい顔と名前とが一致します。
 今日は多く語らず、写真を少し多めに載せたいと思います。
 右の写真は、モンゴルからの学生バオさんです。彼は大学院前期課程を修了し、後期課程に進学。モンゴルの民族衣装で修了式に臨みました。カラフルですばらしかったので、普段も着てきたらどうですか、と言うと、名古屋の友人から借りたものだということでした。

060320-2  左の写真は、インドからの留学生と一緒に写っているものです。サリーの着こなしも抜群です。
 インドからの・・・というのは冗談で、生粋の京都人の方です。こういう衣装が妙に似合うお方です。今年の学部・小原ゼミの一人です。

 あと、謝恩会ではたくさんのツーショット写真を撮ったのですが、選択して載せると、なぜこの人が載って、わたしが載らないのか・・・という疑心暗鬼を生むことになりかねませんので、ここでは安全なものだけを掲載することにします。

060320-3  ということで、このBLOGにもたびたび登場してきているKさん。彼女は、今日の謝恩会の司会も務めてくれました。京田辺キャンパスで新入生として出会ったのが、つい最近のことのように思いますが、6年間の学びを終えて、春からは同志社香里の聖書科の教師に。

060320-4  卒業といえば、以前にも紹介した野本先生、橋本先生も長い教員生活を終えて、「ご卒業」。最後のスピーチも、含蓄あるものでした。

 左が野本先生。右が橋本先生です。お二人の先生には、本当に、お疲れ様と言いたいです。

 まだまだお元気なので、これからも活躍して下ることでしょう。

060320-5 この日は、少し肌寒かったものの、晴天に恵まれた卒業式日和でした。

 ちなみに、3月下旬だというのに、わたしの家の周りでは昨日・昨晩と雪が降り、積もっていました。つくづく雪の多い年であったと思います。

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2006.03.15

公開シンポジウム 満員御礼

060315 先日予告していました公開シンポジウム「日本宗教から一神教への提言」が本日行われました。
 開始の5分くらい前にすでに座席がほぼ埋まり、立ち見来場者が出てきたため、急遽、パイプいすを搬入して対応しました。神学館礼拝堂にこれほどの人が入ったのは久しぶりだと思いますが、およそ300名の方にお越しいただきました。

 山折先生は、昨年12月、パリで開催されたユネスコ主催の国際会議での発表内容を最初に紹介されました。そこでは、遠藤周作を取り上げて、西洋のキリスト教と日本のキリスト教は根本的に違うことを語り、また、しばしば徒労の終わりがちな宗教対話よりも、宗教的共存の現実を見るべきことを主張されたとのことでした。
 それに引き続き、隠れキリシタン、多神教とデモクラシーの関係、日中関係と道教、シンガポールでのMixed Religion Temple、イスラエルとインドの巡礼など、旅を中心に縦横無尽に山折節を発揮してくださいました。

 パネル・ディスカッションでは、森先生と手島先生にコメントをしていただき、それを片耳で聞きながら、わたしは集められた大量の質問用紙に目を通しながら、取り上げるべき質問をセレクトしていました。森先生の指摘はストレートで、日本における一神教バッシングの問題、また、多神教は本当に寛容で平和的なのか、という指摘でした。これに対して、山折先生は、一向宗などを例にあげながら、日本宗教の中にも非常に排他的な運動があったことを認め、一神教と多神教、それぞれにあるメリットとデメリットを考えなければならないと主張されていました。
 この点に関しては、一神教に対し多神教を優位に置こうとするかつての主張はかなり抑制されていたように思います。

 ディスカッションでは、宗教とデモクラシーの関係、政教分離の関係、天皇制の問題等々、多岐にわたるポイントを扱いました。まとまりがあったかどうかは別にして、随所で山折先生の日本宗教に関する造詣の深さを感じさせられ、その点では来場者の方々も満足できたのではないかと思います。

 最後に、日本宗教が一神教世界に提言できることとは何かと問われて、山折先生が応えた内容には二つありました。一つは、ガンディーの平和思想に対応させ、武家を平和的にコントロールした公家の思想を取り上げ、もう一つは、自然災害などで生き残りが問題となってくるときも、「無常」の感覚を持つことの大切さを説いておられました。

 これらが果たして、国際社会にどの程度理解されるかどうか、はよくわかりませんが、いずれにせよ、日本社会が貢献できる内容を紡ぎ出そうとする知的作業としては十分に意味があると思います。どのような提言がより効果的に問題解決に寄与するのかは、今後、私たちが検証していかなければならない課題であると思います。

 パネル・ディスカッションにかなりの時間を取ったのですが、それでも始まるとあっという間に終了時刻が近づき、司会者として議論の流れを作るのには苦心しました。どなたも、いったんしゃべり出すと、なかなか止まりませんので・・・(^_^;)

 歯切れの良い答えを見つけるのは簡単ではないことを、あらためて思わされましたが、それだけに、日本(宗教)から世界に対し何を提言できるのかは、やりがいのある研究テーマであると思います。

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2006.03.10

公開シンポ「日本宗教から一神教への提言」の案内

 3月15日に下記のように公開シンポジウムが開催されます。
 パネル・ディスカッションやフローからの質疑応答にも、たっぷりと時間を取ることができるので、かなりおもしろシンポジウムになると思います。
 日本基督教学会近畿支部会が主催なので、キリスト教神学の課題についても批判的に討議できればと考えています。
 欧米のリベラル派神学において流行の「多元主義」に基づいた宗教間対話は、うまく機能していないように思います。昨今の宗教がらみの騒動(ヨーロッパでのテロ、ムハンマド風刺画問題など)からわかるように、ただ「他者を尊重し、対話をしましょう」では何の問題解決にもなりません。
 では、日本からどのような問題提起や貢献ができるのか。山折先生が言うような多神教的な共存がその鍵となるのか、といった点が、今回のシンポジウムでも問われることになると思います。
 このところ、ほとんどすべての講演会で司会を務めていますが、今回もまたそのお役に・・・ たまには、フローでゆっくりと話を聞きたいとも思うのですが、今回は、場を盛り上げ、来場者に強烈な知的刺激を提供できるよう、その務めを果たしたいと、少々張り切っています。
 というわけですので、どうぞご都合のつく方は、お誘い合わせの上、ご来場ください。

公開シンポジウム
「日本宗教から一神教への提言」

日 時:2006年3月15日(水)午後2時~5時
場 所:同志社大学 今出川校地 神学館礼拝堂

■講 演
 山折 哲雄氏(国際日本文化研究センター名誉教授)

■パネル・ディスカッション
 パネリスト
  森 孝一氏(同志社大学神学部教授)
  手島 勳矢氏(同志社大学客員フェロー)
  山折 哲雄氏
 司 会:小原 克博氏(同志社大学神学部授)

※入場無料、事前申込不要

主催:日本基督教学会近畿支部会
共催:同志社大学神学部・神学研究科、一神教学際研究センター

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2006.02.13

講演会「ES細胞論争と生命の尊厳」報告

060212 2月10日にキム・ヒョップヤン教授によるES細胞研究に関する講演会が行われました(案内は2/4記事参照)。
 今回、わたしは司会を務め、最初に、国内におけるES細胞研究に関する経緯や、その倫理的・歴史的な位置づけについて簡単な紹介をしました。
 その後、講演の通訳をしました。少し堅めの論文を土台にしているので、あらかじめ、オリジナルの原稿に目を通しているとはいえ、わかりやすい日本語にするのは至難の業でした。自分で通訳しながら、「ここは、わかりにくいだろうな~」と思う箇所が、いくつもありました。それでも、事前に打ち合わせをして、難解な用語や議論の箇所は極力スキップするようにお願いしていました。
 とたえば、細胞における「全能性」と「多能性」の区別、なんて日本語で聞いても、普通は意味不明だと思います。細部の議論をする際には、確かに大切な概念なのですが、このレベルの用語が頻出すると、聞いてる方にめまいを引き起こしかねませんので、カットしてもらいました。

 講演の内容は、きちんと翻訳した暁に、神学部が発行している『基督教研究』に掲載することができればと考えています。ちょっと手間がかかりそうですが・・・

 「生命の尊厳」をどう理解するか、という問いが、講演内容の背骨になっていました。西欧のキリスト教や啓蒙主義の伝統から「生命の尊厳」の概念が構築されてきたが、そのままでは、東アジアの文化的土壌には適合しない、という指摘から、では何を素材にして、この問題を考えていけばよいのか、ということで、儒教の自然観や人間観が引き合いに出されてきました。

 大雑把に言うと、東アジアの共通基盤として儒教の価値観を見直そうという姿勢がありました。おそらく、韓国は、まだまだ儒教的なものの考え方が強く残っている部分がありますが、果たして、日本はどうだろうか、と考えさせられます。また、1月に講演をしてもらったチョン・ヒョンギョン先生のようなフェミニスト神学者から見れば(1月12日記事参照)、儒教的価値は家父長的遺物として、かなりネガティブな評価を与えられていますから、ただ儒教を再評価するだけでは問題解決にならないことも明らかでしょう。

 しかし、それでも一見普遍的イメージの強い「生命の尊厳」を、非西欧的な視点から、とらえ直そうとする意気込みには、学ぶべき多くの点があったように思います。少なくとも、日本社会ではES細胞研究についても、他の生命科学分野の問題にしても、パブリックな議論を引き起こすことはほとんどありませんから、問題をどのように組み立てるのかが、まず問われるべきなのでしょう。マニアックな問題として矮小化されないための工夫が必要だということです。

 質疑応答においても興味深い見解が語られていましたが、わたしが一番「おもしろい!」と思ったのは、「なぜ韓国ではES細胞研究が進んでいるのか」という質問に対する答え。
 それは、韓国人が箸を使うからだそうです。しかも、鉄の箸を使うから。そのおかげで、ミクロな細胞レベルでの核移植などに手慣れている、というわけです。冗談のような、しかし、半分本気のような、絶妙な回答でした。

 キム先生は講演会の翌日、韓国に戻られました。わたしは、来週の半ばからソウルに出かけますので、たぶん滞在中にキム先生と再会することになると思います。
 東アジアを舞台にした、宗教と科学の研究ネットワークを作ろう、という荒唐無稽な話しを始めています。

■京都新聞 記事

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006021000203&ge

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2006.02.04

講演会「ES細胞論争と生命の尊厳」

 下記のように2月10日に公開講演会を予定しています。都合のつく方は、ぜひご参加ください。
 客員研究員として京都に滞在中のキム先生は、2月中旬には韓国に帰られるので、その前にと思い、急遽思い立って企画した講演会です。したがって、ほとんど宣伝もできていませんので、ご関心ある方々のご来場をお待ちしています。
 かなり急なこともあり、また予算的なこともあって、わたしは司会兼通訳をします。冷静に考えてみると、けっこうハードワークですね。(^_^;)
 講演は英語、質疑応答はハングルの予定です。質疑応答の通訳は、韓国人留学生の方に頼んでいます。

■同志社大学 神学部・神学研究科 公開講演会

日 時: 2006年2月10日(金)午後1時30分~3時30分
場 所: 同志社大学 今出川校地 神学館礼拝堂
テーマ: ES細胞論争と生命の尊厳――東アジア・キリスト教の視点から

 2006 年1月に明らかになった、韓国におけるES細胞研究のデータねつ造事件は世界中の注目を集めました。また、2004年の米国大統領選挙では、ES細胞研究の是非をめぐって、米国社会全体を巻き込む激しい議論が交わされました。ところで日本では、京都を中心としてES細胞研究が着々と進展していますが、その倫理的な問題については、ほとんど一般の関心を引くことはありませんでした。
  今あらためて、21世紀の生命科学の最先端を担っているES細胞研究において問うべき課題を、「生命の尊厳」などの基本概念を振り返りながら、共に考えてみたいと思います。

●講 師
キム・ヒョップヤン (韓国・カンナム大学教授)

●プログラム
司会:小原克博(同志社大学神学部教授)
[講  演] キム・ヒョップヤン
[コメント] 関谷直人(同志社大学神学部助教授)
[質疑応答]

●通訳あり、入場無料、事前申込不要

●主 催
同志社大学 神学部・神学研究科

●講師略歴
韓国・ソウル大学卒業後、米・プリンストン神学校からM.Div.およびTh.M.の学位、米・神学大学院連合(GTU)からPh.D.の学位を取得。宗教間対話を通じてアジアの神学を構築することや、キリスト教神学とアジアの諸宗教と科学の間の学際的な研究を進めることに関心を向けてきた。組織神学者。著作に『王陽明とカール・バルト――儒教とキリスト教の対話』(1996年)、『キリストとタオ(道)』(2003年)(いずれも英文)などがある。

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2006.01.29

学部ゼミコンパ

060128 金曜日、学部のゼミコンパをしました。全員の出席はかないませんでしたが、右の写真のような顔ぶれで、四条木屋町付近の居酒屋で、がやがやとやりました。写真は、古くからある音楽喫茶「みゅーず」の前で撮影したものです。
 この日が試験最終日の人、また、卒業が危うい4回生もおり、まだ手放しには喜べない状況ですが、試験期間が終わって、学生さんたちはようやく一息つくことができそうです。

 4回生の中には、もうこの時期から就職内定先の企業に、こき使われて、ゼミコンパに来たくても来れなかった人がいました。研修を名目に早々と就業させる企業は、ひどいと思います。卒業まで残り少ない貴重な学生生活を奪うことになるからです。
 卒業を控えた人たちには、残りの2ヶ月、学生の特権である自由を存分に味わって過ごしてもらいたいと思います。

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2006.01.26

神学部オープンコース完了

 今年度の神学部オープンコースが無事完了しました。

 今年度で退職される野本先生の科目は、貴重なものだと思います。特に、「日本の近代化と同志社」は、同志社理事長が語る同志社像として、歴史的な資料になるのではないかと思っています。
 もちろん、森先生の「アメリカ・キリスト教史」も圧巻です。この講義を聴けば、森先生のエッセンスを吸収することができるでしょう。基本的には時代ごとに区分されていますので、関心ある時代やテーマをピックアップして視聴するのも、よいと思います。

 今、オープンコースに掲載されている授業数をすべて合計すると、99ありました。撮影・エンコードは学生に頼んでいるとはいえ、これだけの数の授業をアップし続けるのは、結構大変でした。
 しかし、国内の各地に、また、アメリカにも熱心な視聴者がいることを知り、苦労してきた甲斐もあったと思っています。
 まだ確定したことではありませんが、「神学部オープンコース」がモデル的役割を果たし、来年度から、「同志社オープンコース」が始まる見込みです。ただし、あれこれ抵抗にあって、お流れになる可能性もまだありますので、過度の期待は禁物です。(^_^;)

 来年度も、神学部オープンコースの方は、少しずつでも継続していきたいと願っています。登場してくれる人を探すのが大変ではありますが・・・

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2006.01.19

Kim Heup Young先生来日

060119 カンナム大学(ソウル)のKim Heup Young 先生とお連れ合いが昨日、京都に到着されました。これから1ヶ月ほど、同志社のVisiting Scholarとして京都に滞在されます。
  最初、昨日午後7時頃に同志社に来る予定だったのですが、なぜかJRではなく京阪に乗ってしまい、京阪出町柳で待ち合わせることに。しかし、予定の時間になっても現れず、結局、わたしは1時間弱ほど改札前で立っていました。
 ともあれ、お連れあい共々、元気に姿をあらわし、岩倉ハウスという同志社のゲストハウスまでお連れしました。
 晩ご飯を食べていなかったので、ディナーでも一緒にと出かけたところ、わたしはあのあたりに不慣れで、結局、「王将」に行きました。(^_^;)
 京都での最初の食事が「王将」というのも申し訳ない気持ちがしましたが、「かに玉」など新しい食感を楽しんでおられました。

 Kim先生は、宗教間対話や宗教と科学の関係などを専門としてこられ、世界中の注目を浴びたファン・ウソク教授によるES細胞研究のデータ改ざん事件についても詳しいです。これに関連した講演会を滞在中にやっていただきたいと思っており、これから企画・立案に入ります。

 Kim先生とわたしが最初に会ったのは5年ほど前にソウルで開催された宗教と科学に関する国際シンポジウムにおいてでした。そのときの総括責任者がKim先生でした。その後、アトランタで行われたアメリカ宗教学会や、昨年日本で開催されたIAHR世界大会などでもお会いし、親しくしている内に、同志社に来たい、ということになった次第です。

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2006.01.12

チョン・ヒョンギョン教授講演会

060112-1 今日、チョン・ヒョンギョン(ユニオン神学校教授)による講演会が開催されました。わたしは司会を務めました。
 「母の知恵は境界を知らない―― 韓国人女性の視点からの宗教間対話」というタイトルで話しをされました。話の内容は"Wisdom of mothers knows no boundaries"という彼女のエッセイと基本的に同じだったのですが、日本に対する彼女のイメージやその変化なども交えて、わかりやすい話しをしてくださいました。
 チョン教授はラディカルなフェミニスト神学者として世界的に有名ですので、ひょっとして、すごい気の強い人ではないかと、勝手な想像をしていたのですが、事前の打ち合わせで言葉を交わすと、本当に気さくで話しやすい人であることがわかり、内心ほっとしました。(^_^;)
 彼女の講演のテーマは多岐にわたりましたが、キーワードの一つは「シンクレティズム」(宗教混淆)であったと思います。彼女は、シャーマニズム、仏教、儒教、キリスト教といった宗教的伝統が彼女を彼女を構成していると語り、また、シンクレティズム的な儀礼を実践することがあり、伝統的な立場をとる人からは、シンクレティズムとして批判されてきたことを語っていました。
 しかし、すべての宗教は、キリスト教をはじめ、シンクレティズムの現れである、といいます。シンクレティズムが悪いのではなく、その中身を問うことが重要だとして、よいシンクレティズムもあれば、悪いシンクレティズムもあると語っていました。

 話しの端々に、小泉首相による靖国神社参拝の問題が出てきましたが、靖国神社に代表されるシンクレティズム(神道・ナショナリズム・アニミズム等の融合)は悪い例としてあげられていました。そのシンクレティズムが生命を育んでいるのか、あるいは反対に生命を傷つけたり、破壊したりしているのか、を一国家の境界を越えて、考えなければならないと言います。

 シンクレティズムが決して悪いものでないことを、「言語」「薬」「食べ物」のたとえで説明してくれたのも、わかりやすかったです。

060112-2 講演会終了後、同志社のすぐ近くにある「白木屋」という居酒屋で一緒に食事をしたのですが、その途中で尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩碑に立ち寄りました。尹東柱については2005年2月13日の記事を参考にしてください。チョン先生は尹東柱の詩がとても好きだ、ということで、詩碑を見て、とても喜ばれていました。

 居酒屋では、いろいろな話題で盛り上がりましたが、アメリカ滞在10年目のチョン先生は、今、ニューヨークのリーバーサイド教会の中に住んでいるとのことでした。へ~!を連発したくなるような話しがたくさん聞けて、楽しかったです。

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2006.01.09

神学部公開講演会(1/12)案内

 下記のように、今週木曜日、神学部公開講演会が予定されています。ご都合つく方は、ぜひお越しください。講師のチョン教授は世界的に有名なフェミニスト神学者です。
 ちなみに、同日、龍谷大学 公開講演会「日本仏教と自然科学における宇宙論」もあります。わたしは、こちらにも行きたいのですが、時間的にはきびしいです。(∋_∈)

 今週は、正月ボケが一気に吹き飛びそうなほど、会議や講演会や研究会が詰まっています。トホホ・・・

 母の知恵は境界を知らない
 ―― 韓国人女性の視点からの宗教間対話 ――

●日 時  2006年1月12日(木)午後5時30分~7時30分
●場 所  同志社大学 今出川校地 神学館礼拝堂
●講 師
 チョン・ヒョンギョン(ユニオン神学校 教授)
●プログラム
 司会:小原克博(同志社大学神学部教授)
 [講  演] チョン・ヒョンギョン
 [質疑応答]
●通訳あり、入場無料、事前申込不要

[講師略歴]  チョン・ヒョンギョン教授(Dr. Hyung kyung Chung)
現在、ニューヨークのユニオン神学校教授(エキュメニカル神学)。韓国梨花女子大卒業(1979)、同大修士課程卒業(MA1981)、米国クレアモント神学校神学修士(M.Div1984)、ユニオン神学校より博士号修得(Ph.D 1989)。
研究領域は、アジア・アフリカ・ラテンアメリカのフェミニスト神学やエコフェミニスト神学、フェミニスト霊性研究、キリスト教と仏教対話、宗教における病と癒し、神秘主義と革命的社会変革、アジア神学の歴史等、多岐にわたる。
チョン教授は、第三世界神学者協会会員、国際他宗教間対話平和協議会会員を務める。WCC(世界教会協議会)キャンベラ総会では基調講演者として注目を集めた。
著書として、Struggle to be the Sun Again(再び太陽になるための闘い)等がある。

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2005.11.19

仏教の講義

051119 今日は、同志社びわこリトリートセンターで、マレーシア国際イスラーム大学の学生さんたちに対する最初の講義がなされました。同志社の学生さんやスタッフも含めて、13名の参加者に対し、龍谷大学のデニス廣田先生が、仏教に関する講義をしてくださいました。
 マレーシアからの学生さんたちは、仏教についてはほとんど初心者であるため、基本的な話しから始められたのですが、あらためて、基本の大事さを感じました。わたしにとっては、ほとんど知っていることとはいえ、あらためて仏教のエッセンスを語られると、いろいろと連想を駆り立てられ、わたし自身にとっても、よい学びのひとときとなりました。
 一つ感心したことは、マレーシアの学生さんたちが、非常に積極的に質問していたこと。初学者であるにもかかわらず、だいたいが的を射た質問でした。こうした積極性は、日本の学生にもぜひ見習ってもらいたいものです。

 昨日、わたしは(かなり!)重たい物をもったときの姿勢が悪かったらしく、ぎっくり腰になってしまいました。じっと座っていても、歩いても腰が痛いというトホホ状態です。

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2005.11.18

マレーシア国際イスラーム大学からの学生さん到着

051118 同志社大学神学部と学術交流協定を結んでいるマレーシア国際イスラーム大学から学生5名(全員女子学生)が京都にやっていきました。これから、10日ほど京都を中心としたプログラムに参加されます。
 仏教・キリスト教・ユダヤ教・日本の文化を学んだり、ホームステイ、観光をされたりします。
 写真は歓迎レセプションの一こまです。空港から到着したばかりだったのですが、若さゆえか、みなとても元気でした。
 国際イスラーム大学では、比較宗教学などの授業もあるのですが、イスラームが国教の国ですので、ユダヤ教や仏教については学ぶ機会がありません。日本にやってきて、彼女たちが、こうした宗教について、比較的本格的なレクチャーを受けることができるというのは、すばらしい文化交流だと思います。
 2年前に、中田先生とわたしが国際イスラーム大学を訪ね、学長や学部長たちと学術交流協定についての交渉を開始し、今年、森先生がマレーシアに行って協定の調印を行いました。その成果が、早速、このような形で実りつつあり、うれしく思っています。
 明日から、同志社びわこリトリートセンターでレクチャーが開始されます。初日は、仏教について、龍谷大学の廣田デニス先生に講義をしていただきます。わたしも参加する予定です。

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2005.06.08

竹中先生と食事

 今日のお昼、竹中正夫先生(神学部名誉教授)と寒梅館7階のSecond House Willで食事をしました。ゆっくりと話すのは久しぶりだったので、話が弾みました。
 竹中先生は来年80歳になるとのこと。とてもそのようには見えないほど健康でアクティブです。
 朝5時頃に起きて、午前中は勉強と執筆の時間に充てており、来客・電話など一切とりつがないで集中しているそうです。「美と真実」というタイトルになるだろうという、日本美術史とキリスト教の関係に焦点を当てた本を目下執筆中らしいです。
 とにかく、健康的なライフスタイルは大いに見習いたいと思いました。今日、竹中先生と話をしていて、夜型人間から朝型人間に生まれ変わろうと強く思いました。(^_^;)
 竹中先生と、わたしとは学問上の共通点が多いので、刺激を受けることが多いのですが、何より感心したのは、ご高齢になられても決して衰えることのない知的探求心です。
 竹中先生いわく、「今は大学院生になっているつもりで、毎日本を読んでますよ」とのこと。また、刀がさび付かないように、とにかく毎日書き続けるのだそうです。
 エネルギーを分け与えたもらった一時でした。

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2005.05.30

R. Wood氏、竹中正夫先生と面談

 今日は、United Board for Christian Higher Education in Asia の President であるRichard J. Wood氏が同志社大学を訪ねてくださり、1時間ほど話をしました。Wood氏は、イェール大学のDivinity Schoolの部長を務めるなど、Administration関係でも実績のある人物です。
 仲介者は、竹中正夫先生(同志社大学名誉教授)。もう80歳近い(もう越えてるかも…)はずですが、昔と変わらずお元気そのもので、いつも感心させられます。英語表現も非常に的確で(と浅学の私が言うのも変ですが)、さすが「世界の竹中」です。(^_^;) 実際、竹中先生は世界キリスト教協議会(WCC)を中心としたエキュメニカル運動に長年関わってこられ、世界中に幅広い人脈をお持ちです。

 Wood氏はCISMORの活動に大きな関心を示してくださったので、これまでの活動を報告書を交えながら説明しました。
 7月に香港で開催されるアジアの神学者の国際ワークショップに私は招待されているのですが、Wood氏そこにもUnited Boardを代表してこられるとのことですので、また近々お会いできそうです。

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2005.05.23

ゼミ合宿

050523a 5月20-21日、同志社びわこリトリートセンターでゼミ合宿を行いました。
 初日の夕食はバーベキュー。以前は炭火焼きだったようなのですが、最近は合理化されて(?)、ガスボンベによるコンロでのバーベキューとなっています。時間をかけて炭火で焼くのも味わいがあると思うのですが、手っ取り早くやるには、コンロ形式は確かに便利です。到着後、みなお腹を空かしており、とても待ちきれない状況でしたので、着火後すぐに焼き始めることのできるコンロは、空腹の学生たちにはよかったのかもしれません(と言いつつ、一番最初に箸をつけていたのは、わたしであったような気がしますが(^_^;))。

050523b 初日は一人発表してもらった後は、自由時間。結局、朝方の4時頃まで話し込んでしまいました。「このあたりは星がきれいだよ」とか言って、外に出てみると、すでに空がぼんやりと白ずんでいて、星どころではなく、朝の空けるのが早いことを実感しました。

 眠さをこらえながら、7:30には朝食を食べ、その後は、スピーチ・トレーニング。ゼミ合宿では、全員に5分間スピーチをしてもらい、それを多角的に分析・評価していきます。
 今回からはビデオ撮影も加えて、自分自身のスピーチのクセを客観的に理解してもらうことにしました。録画したものをDVDで各人に配付して、自分の弱点克服に役立ててもらおうと思っています。

 わたしは、結局、3週連続で毎週末、びわこリトリートセンターにお世話になりました。ちょっとくたびれましたが、学生たちとの親睦を深めるよい機会になりました。

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2005.05.08

神学部新入生キャンプ

050508 5月7~8日、同志社びわこリトリートセンターで新入生キャンプを行いました。
 右の写真は、日曜日の早天礼拝の一こまです。

 BLOGの更新がすっかり滞っていたのですが、新入生や上級生から、このBLOGを見ている、ということを聞いて、もうちょっとまめに更新しなければと、少し反省いたしました。

 各教員の紹介を上級生がしてくれたのですが、このBLOGから仕入れたと思われる裏ネタも使われていました。
 昨年、このBLOGで、中田先生が毎土曜日朝、セーラームーンを見るのを楽しみにしている、というネタを軽い気持ちで書いたのですが(→2004年3月6日記事参照)、これが学生にはけっこうインパクトがあったらしく、一気に広まってしまいました。今年も、セーラームーンの中田先生という紹介をされており、中田先生には悪いことをしたような気持ちを持つ反面、ハードライナーのムスリムというイメージとのバランスを取る意味では、よかったかなと勝手な解釈をしたりしています。(^_^;)
 ちなみに、中田先生は「びわこワンワン王国」(残念ながら、営業悪化で閉鎖)で目撃されたという新情報も紹介されていました。

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2005.04.16

神学部オープンコース

 授業が始まり、自転車操業の日々が始まりました。例年、この時期は大変ですが、今年は例年にまして大変な感じです。
 一つには、「同志社科目」を含む新しい授業がいくつか増えたこと、もう一つは「神学部オープンコース」を開始したことです。

 というわけで、「神学部オープンコース」を紹介します。
 神学部オープンコースは、誰もが自由に視聴できる授業コンテンツです。実際の授業を撮影したものをストリーミング配信しています。授業で配付された資料はPDFファイル